私は今、アパートの屋上でブログを書いています。
屋上といっても、しっかり椅子やテーブルが置かれていて、リラックスできそうな空間です。
実は私、こういうところでブログを書いてみたかったんです。
都会のカフェでパソコンで作業や仕事をするというのは私の憧れでした。
こんにち、だれもがやっていることですし、やろうと思えば、パソコンとコーヒー代と近くにカフェさえあれば、誰にでもできます。
私もカフェで作業をするのはやったことあります。
しかし今は、高層マンションではありませんが、ノルウェーのそこそこいい街のアパート（マンション）の7階にあたる、屋上で、
街並み、通りゆく人々、そして川と山が見えるところで1人でこうやってブログを書いてます。
これぞ、私の「カフェで作業をする」という理想の、次の理想でした。
どうやってこの理想を叶えたのか、軽く振り返ってみます。
そもそも私は、オランダに留学している大学生でした。
勉強に励む傍ら、パートナーもほしかった私は、とあるマッチングアプリでさまざまな男性と出会い、デートを重ねました。
さまざまといっても、そんなに多くはありません。
ぶっちゃけ、私は本気で彼氏になりうる人を探していたのに、相手はそんなつもりなかったとか、そういう案件がかなり多かったです。
ある日、友人に、いい人に出会いたいけど出会いがないという話をしました。
すると彼女は、「こういう自分の理想の人と出逢いたいと口に出すと、叶うよ」とアドバイスをくれました。
私は素直に、彼女の助言を実行し続けました。
そんなある日。1人の男性とマッチングしました。
それが、今のお付き合いしているパートナーです。
出会った当初は一年も付き合いが続くとは思っていませんでしたが、現在１年少しとお付き合いが続いています。
ノルウェーに引っ越してきたのも、彼がいたから。あまりオランダに執着もなかったし、本業のことを考えるとどこでもできる仕事なので、引っ越しを決めました。
本当は自分でしっかりと経済力をつけてから同棲を始めたかったのですが、「自分と暮らすなら生活費のことは心配しなくていい」という彼の言葉を信じ、頼らせてもらうことになりました。
彼が住んでいるところは比較的田舎といえば田舎なところでしたが、彼のおうち自体はとても快適です。
しかし、私自身過去に市街地で住んでいたことが長かったので、その地域に少し物足りなさも感じていました。
そしてある日、本当に突然でしたが彼から連絡が入りました。
なんと市街地にアパートを一部屋買ったと。
物価の高いノルウェーなので、さすがにいきなりいいアパートは難しいみたいですが、
彼曰く、ある日市街地に出かけたところ、自分にはその街のほうが肌に合っていて、仕事もしやすいと気づいたそうです。
気づいたらそのままではなく、すぐにそのあたりで空きの物件がないかどうか、ただ"調べてみるだけ"調べてみたそうです。
するとなんと、条件にぴったりの部屋をみつけ、その足で見学に出向き、良さそうな部屋だったので私への確認の
メッセージをいれ、そのまま契約まで進んだそう。
彼の行動力のすごさといったら、本当に尊敬します。
そんなわけで、私と彼は彼のもともとのアパートと、街に購入したアパートを、行き来する日々を始めました。
というわけで、現在このブログを書いているのは、その購入したアパートの屋上です。
先ほども書いた通り、街並みと自然が一望できて、すてきな場所です。
（通い始めてからしばらく経つのに、今日初めて来ました。）
思い続けて、言葉にもすると、理想って叶うんですね。
次のわたしの理想は、実際にブログで収入を得て、正式に"ブロガー"として名乗ることです。
現在もブロガーですが、収益は得たい。
でも時間がかかるのはわかってます。
このノルウェーの自然に囲まれて焦りをなくしながら、やれることは全力でやるという自分のスタイルで、
また次の理想も叶えていきたいです。
