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こんにちは!
久しぶりの更新になりました。現在ノルウェー語と楽器の練習を中心にしていて、ブログの優先順位は低くしてあります。
本当はもっとしっかり記事を書くことに集中したいのですが・・・
そんな中、文章の勉強は本を読んだりして隙間時間で進めています。
これまでいろんな本を読んできましたが、今日はタイトルにもある
『WEB文章術-プロの仕掛け66-』という本についてレビューをしてみたいと思います。
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「文章術」を軸に、コンテンツ販売の基本と各SNSの使い分け方が網羅された本
本のタイトルに「文章術」と書いているだけあって、文章を使ってできることならなんでも書かれています。
・ネタ切れしない方法
・文章を使った具体的な稼ぎ方(ターゲットとキーワード選定)
・売れる文章術
・SNS別文章術
・人を動かす文章術
etc…
どれも大切で身につけて損のない知識ばかりです。
シンプルに、日本語で文章を書くときに大事な基本テクニックも紹介されています。
もうすでにブログやSNSで文章を書いている人も復習を兼ねて読むのにもおすすめです。
ありそうでなかった各種SNSの”使い分け方”
ここ10年くらいでさまざまなSNSが発達してきましたね。
私も職業柄、いろんなSNSを登録し使ってきました。
この間卒業した海外音楽院では、ビジネスの授業があり、世の中にあるSNSたちをどのように使って仕事につなげていくかをレクチャーしてくれる選択コースもありました。
主にインスタグラムの使い方を説明する時間が長かった気がします。
音楽なので、映像や音をアップできるものが重宝されそうですよね。
本書ではそんな感じで、メインとなるSNSを決めることから紹介されています。
”自分”というブランドを構築してそれをできるだけたくさんの人の目に留まるように使えるのがSNSの強みです。
しかしSNSの数は多いので全てを更新するのは単純に疲れるし効率も悪いですよね。
まずは自分のコンテンツややることと、それにつながるメインになるSNSを決めて、メディア相関図を書き出していくのが、SNSの上手な使い方に繋がるんです。
どのSNSがいいのか分からなくても、本書でSNS別に特徴と使い道を1ページずつ紹介されています。
ファンを増やし、コミュニティを囲い込む文章術
音楽家やクリエイティブ系のお仕事をしている方、またブログやnoteで文章を書いている人たちは特に、ファンを獲得すればするほど、成長につながっていく職業だったりしますよね。
本書には、
と書かれています。
フォロワーの数に一喜一憂せず、自分の投稿(文章)に注力しようということなのですが、これはまさしくその通りだと思います。
フォロワーは数字で見えるのでどうしても惑わされやすいですし、他人と比べてしまうものだったりします。
数字を上げるために試行錯誤をするのはいいかもしれません。
しかし、数字を気にするあまりに事実を超えた大袈裟なことを書いてしまっては、信用を失う可能性があって逆にファンが減ってしまい兼ねません。
例えばYouTubeだと視聴率を上げるために過激なことに走ってしまいますよね。
最初はインパクトがあるかもしれませんが、それでそのYouTuberが信用を得ていくとは考えにくいです。
「信用」こそがファン獲得や収入に繋がっているので、それを失わず、むしろどんどん増やしていこう。
それをやる術が文章だったりするのです。
”WEB文章であなたの財産を築くために”
これは、本書のChapter 9に書かれているタイトルです。
私は少し前まで、文章力は才能だと思っていました。
しかし、才能ではなくて”勉強”と”書き続ける”ことで養われていく能力だということを、この数年自分のブログを運営していて気づきました。
文章次第で自分のコンサートに来てもらえたり、音楽を聴いてもらえたりすることだってあります。
このインターネットが普及した世の中なので、溢れるツール(SNS)を使い、魅力的な文章を書いてファンを獲得して自分の作品に触れてもらえる。
クリエイターだからこそ、本当の意味での文章力をつけるのは楽器の練習をするのと同じくらい大事かもしれません。
クリエイターの方でなくても、例えば八百屋さんをやるにしても、普通のピーマンをどのようにアピールして売り上げに換えていくかは、チラシに書く文章によって決まるのではないでしょうか。(めちゃくちゃ大袈裟に書きました)
『WEB文章術-プロの仕掛け66-』は、文章を書く機会がある方全てに「なるほどな」と読み応えのある本でした。
AIには書けない、人のぬくもりがある文章で、自分の作品を世に出していきたいですね。
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